秋のデザート食養生

季節の養生

こんにちは。
体のめぐり調整師、草野ゆかりです。

湿度も温度もだんだんと落ち着いてきて、
感じる空気が秋らしくなってきましたね。

秋といえば、○○の秋!!
芸術
音楽
読書
といろいろありますよね。

みなさんは何の秋を楽しみますか?!

私は・・・・
食欲の秋!!
一択です^^

この食欲の秋、じつは五臓の『脾』(胃腸系)と深い関わりがあります。

五臓の『脾』は湿気を嫌い、乾燥を好みます。
秋は空気が乾燥してくるので、この『脾』が元気になり、働きが良くなります。
そのため食欲も湧く・・・
と考えられてもいるんです^^

それに輪をかけて、この時期の旬のものは美味しいので、食欲が湧くのも仕方ありませんね。

旬のものは生命力が強く、体を整え、未病を防いでくれます。
加えて鮮度も味も良く、栄養価も高いのでいいこと尽くめですよね!

町のあちこちで見かけるようになる秋限定のデザート、スィーツ・・・
どれにしようか迷いますよね?!

どうせなら、少しでも自分の体に合った食材を選びたい~

今日は、そんな迷えるあなたのために、秋のデザート薬膳をお伝えしようと思います。
ご自分の体調に合わせて、食材を選んでみてください。

さつまいも

さつまいもは「脾」や「腎」を補ってくれるので
気力がない人、元気を出したい人にピッタリの食材です。
・胃腸を活発にして便秘を解消
・夏の疲れに
・むくみに

※お腹の張りがある人は助長してしまう可能性があるので注意してください。

くりは「腎」を補ってくれるので
疲れやすい、足腰が重だるい、腰痛、アンチエイジングが気になる人にピッタリの食材です。

・気力を補って、疲れをとってくれる
・下痢に
・鼻血や内出血などの止血に

※消化が良くないので食べ過ぎには注意してください。多くても1日10個くらいまで。

なし

なしは「肺」を潤し、体の余分な熱を冷ましてくれるので、
発熱後ののどの渇きや、肌や髪の乾燥が気になる人にピッタリの食材です。
・のどの痛みや渇きに
・空咳、痰の切れが悪いときに
・二日酔いに(解毒作用)

※体を冷やすので、食べすぎないように注意

ぶどう

ぶどうは気血を補ってくれるので、
疲労を回復したい人にピッタリの食材です。
・のどの渇きに
・むくみの解消に
・目のかすみ、疲れ目

りんご

りんごは体の余分な熱を冷まし、体を潤し、胃腸を整えてくれるので、
ストレスでイライラしている人や、肌が乾燥している人にピッタリの食材です。
・不安やあせり感のある人に
・下痢や便秘に
・吐き気のある時に

※体を冷やすので、食べ過ぎないように注意

クルミ

クルミは「腎」を補ってくれるので、老化が気になる人にピッタリの食材です。
・腰痛に
・咳や喘息、息切れに
・乾燥性の便秘に

※体を温める作用があるので、のぼせなどで体に熱がこもっている人は注意

かぼちゃ(番外編)

かぼちゃの旬は夏なのですが、ハロウィンもあってか、かぼちゃを使ったデザートも多い時期ですので、載せておきます。(おいしいですしね^^)

かぼちゃは「脾」を補い、体力をつけてくれるので、
胃腸の弱っている人や、疲れている人にピッタリの食材です。
・冷房などで冷えてだるい人に
・体力のないときに
・下痢や便秘に

※体を温める作用があるので、のぼせなど体に熱がこもっている人は注意

まとめ

いかがだったでしょうか?
みんな大好きホクホク系は、胃腸を補って気力、元気をつけてくれるものが多いです

注意なく食べらるという点では、気血を補ってくれる、ぶどうがおすすめです!!

もちろん、どれも食べ過ぎては体のバランスが乱れてしまいます。
また、砂糖をたっぷり使った甘いものは体の中にドロドロしたものを生み出しやすくしてしまいますので、気を付けて選んでくださいね。

デザートを選ぶ時も、自分に合ったものを選べたら
より一層気分があがりますよね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また~
おさらばいたします。

 

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