砂糖から離れたい人へ

つぶやき

こんにちは。
体のめぐり調整師、草野ゆかりです。

今日は私がダイエットで実際に体験したことを書いていこうと思います。

 

一昨年前の話になりますが、このコロナの期間にジワジワと太っておりました。
気がつけば通常体重プラス6キロ増・・・。
最高値は7キロ増まで(^^;)

顔も丸くなってきて、腕もポヨポヨ・・・。
自分でも体が重くなったのがわかるのですよ。
物を拾うためにかがむのも一苦労。

顕著に表れたのはウエストサイズ。

ジーパンやらスリム系のパンツはすべてサイズアウト。
お尻も太もも部分も、
スカートもウエストがゴムではないホックものなどは、は・・・入らない・・・。

さすがにこのままではマズイ!と思ったけれど、
増えるのは簡単でも、へ・・・へらない!!

小さいころから太りにくい体質だっただけに、
この歳に(アラフィフ)なって代謝の悪さを痛烈に感じました。

ご飯を減らして、おかずを淡白なものに変えて続けても、
せいぜい0.5~1キロ減るかどうかのところ。
そして、すぐに戻るの繰り返し・・・。

自分でも、原因はご飯の量ではないことは分かっていました。

 

 

甘いお菓子がやめられない!

心当たりはアリアリでした。
そのころの私は、運動不足に加えて完全に砂糖依存症でした。

甘いお菓子が辞められなかったのです。

お腹が空くと、まず手に力が入らなくなり、全身が脱力感に見舞われて
お腹のそこからグワーっと
飢餓状態みたいな感じで甘いものを欲して
罪悪感にさいなまれながらも食べてしまう。
それもチョコレートやクッキーなど1袋ペロリ。

こんな感じになっていました。

もうね、ガマンするとかそんなレベルではない。
ダメだとわかっていても、食べないとおかしくなる!!くらいの勢いなんです。

中医学でいうと、胃に熱がこもってしまっている「胃熱」の状態。

胃熱は、飲食物やストレスが主な原因で胃に熱が生じた状態です。
食べてもすぐに空腹になったり、冷たいものを好み、のどが渇きやすかったり、便秘になったりします。
この状態なら、熱を冷ます食材がよいです。
菜の花・キュウリ・トマト・ゴーヤ・豆腐・グレープフルーツ・緑茶など。

でも、もともとの原因をやめなければ、本質的には良くなりません

フォーマルスーツを試着して、2サイズアップしないと着られないことが判明したときに、病気になる前にどうにかせねば!!と本気で思いました。

そして、砂糖から離れる決心をしました。

お砂糖と距離をおいてみる

いろいろ調べて、私なりに砂糖と離れられた方法を備忘録として書いておきます。

結論から言うと、砂糖から離れる期間を5日~7日設けると甘いものが欲しくなくなります
舌が甘くない食事に慣れるのに、だいたいこのくらいの日数が必要です。

なので、砂糖を使ったお菓子を買わないように努力しました。

買って家に置かなきゃいいだけでしょ?
と思われると思いますが、砂糖依存レベルまでいくと、
家に甘いお菓子がないという選択肢がなくなるのです。

そうとうの決心がないと、「買わない」という行動ができないのです。
これには自分も初めてで、経験してみてわかったことです。
お菓子屋さんやお菓子コーナーの前を通らないということからはじめました。
そして、家にはお菓子を置かない。

極力甘いものを遠ざけるように決心し、
調味料にも注意しました。

実は、調べてみると調味料にも多くのお砂糖が入っています

例えば、、、
・ソース
・ケチャップ
・和風ドレッシング

これらは大さじ1杯に対し、角砂糖1個分もお砂糖が含まれています。

これらを出来るだけ避けて、
醤油を使ったり、ドレッシングは手作りで過ごしました。

私の場合は砂糖から気持ちが離れるのに、7~10日ほどかかったように思います。

その期間に甘いものを欲することも当然ありました。
お腹の底から欲する想いを完全に無視することは難しく、
そんな時は甘い野菜や果物で代用していました。

甘い野菜も果物も、糖分は含まれていますが、
大量に摂取しなければ、砂糖よりも危険性は低いです。

なので、甘いものが欲しくなったら、

干し芋やかぼちゃ、果物を食べる。
調味料をできるだけ醤油やレモン果汁などに変える。

加えてパン類や麺類もできるだけ避けて、
甘いものを摂りすぎで不足する栄養素を補給するため、
肉や野菜を中心としたビタミンBやミネラルを意識的に摂取しました

こうして、10日後くらいにはそんなに甘いものを食べたいという欲がなくなりました。
あんなに猛烈に砂糖を欲していたのに、本当に不思議です。

中医学での甘味の意味は?!

中医学では、甘いものの食べ過ぎは脾(胃腸系)を弱らせるとされています。
気血の製造元である脾の弱りは一大事です。

脾が弱ると、
疲れやすい、倦怠感、お腹の張り、食欲不振、
軟便、下痢、むくみ、めまい、不安感、
骨が弱る、髪の毛がぬける・・・など

ありとあらゆる不調の原因となってしまいます。
ですので、甘味の摂り過ぎは注意が必要です。

とはいっても、「甘味」は本来悪いものではありません。

適度な甘味は
気血を補い、胃腸を整え、痙攣を抑える作用があるんですキラキラ

中医学や薬膳での甘味は、砂糖の甘味ということではありません。
代表的なものとして、

穀類・イモ類・豆類・かぼちゃ・栗などが甘味になります。
面白いものでは、
アスパラガス・しいたけ・マグロ・牛肉なども甘味に分類されます。

気血を補い、胃腸を整えてくれる「甘味」
適度にとって味方につけていきましょう。

まとめ

・お菓子を買わない。(お菓子コーナーの近くに行かない)
・砂糖を使ったお菓子はもちろん、調味料にも注意して極力避ける
・どうしても甘いものが欲しくなったら、干し芋やかぼちゃ、果物で代用する
これらを1週間くらい続ける
甘味は気血を補い、胃腸を整えてくれるので悪ではないです。
イモ類や豆類など自然な甘味を感じるものを摂りましょう。

 

何事もほどほど。
行き過ぎても、少なくてもダメ。
中庸が大事だということですね。

砂糖に依存しているかな?という方は
まずは1週間、砂糖から離れる生活にチャレンジしてみませんか?!

ちなみに体重は半年ほどかけて元の体重に戻りました。
(あと1~2キロ痩せたいところですが・・・)

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、また~
おさらばいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました